ドラマ「いちげき」西野七瀬や工藤阿須加ら追加キャスト6人発表、メインビジュアルも

2022年11月29日2022年11月29日 editor

正月時代劇「いちげき」メインビジュアル

永井義男・松本次郎原作によるドラマ「いちげき」の追加キャストが発表された。

今回出演が発表されたのは6人。染谷将太演じる主人公・丑五郎ことウシが出会う女郎・園役で西野七瀬、松田龍平演じる島田とともに一撃必殺隊に剣術を教える元新選組隊士・和田六郎役で工藤阿須加、御用盗の首謀者・相楽総三役でじろう（シソンヌ）、相楽とともに御用盗を指揮する薩摩藩士・益満休之助役で奥野瑛太が出演する。また、島田と和田に陰で指示を出す勝海舟役で尾美としのり、ウシの宿敵となる最強の薩摩藩士・伊牟田尚平役で杉本哲太が出演。6人からのコメントは以下に掲載した。

NHKの正月時代劇として、2023年1月3日に放送される「いちげき」の舞台は、大政奉還直後の江戸。当時江戸を騒がせていた勤皇浪士を自称する者や薩摩藩士による御用盗に対応するため、農民を集めて結成された特殊戦闘部隊・一撃必殺隊の活躍が描かれる。追加キャスト発表と合わせてメインビジュアルも公開された。

西野七瀬（園役）コメント

園は、一見すると大人の女性のようなイメージがありますが、年齢的にはまだ十代。監督ともお話しして、大人っぽくなりすぎず、ただ子どもでもなく、そのバランスを意識しつつ演じました。目の前ですごいことが巻き起こっていてもあまり取り乱すことがない、肝が据わっているところも園の魅力なのかなと思います。青春群像として、エンタメ感のある、私自身もっと続きが見てみたいと思いました。ぜひ楽しんでいただけたらと思います。

工藤阿須加（和田六郎役）コメント

元々、原作者の松本先生の漫画を読んでいたのでオファー頂いた時は素直に嬉しいと思いました。
演じさせて頂いた和田は芯の通った侍。立ち振る舞いや剣術においても誰よりも武士らしい。
農民と侍の違いも面白さの一つだと思います。
時代を生きた若者たちの群像劇。そのエネルギーを感じてもらえたら嬉しいです。

じろう（相楽総三役）コメント

LIFE！でもよくご一緒させて頂いてる塚地さんに「じろうくんにぴったりの役！」「原作のイメージまんま！」などと声をかけて頂いて、楽しみにしていたら、冷徹で残酷な悪の親玉みたいな役でした。
塚地さんとは今度ゆっくりお話したいと思います。

奥野瑛太（益満休之助役）コメント

益満休之助、幕末の薩摩藩士…これだけでも身の引き締まる思いでした。幕府軍への挑発を繰り返す中、各々の立場やいろんな思惑が目まぐるしく交錯し、嫌な事や不本意なこともあったりして、必ずしも道義的ではなく、訳がわからなくなりそうになり「ありゃ？これ何のために誰のためにやってる？」なんて思ったりもしながら、それでも漠然と個人的な信念を抱き、敢えて肩肘張って、時には刀を投げ捨てて。
激動していく時代に翻弄されながらも必死に生きようとする登場人物達の姿に、僕自身明日へのエネルギーをいただき、撮影に臨みました。ぜひ、御覧ください!!

尾美としのり（勝海舟役）コメント

日本人なら知らない人はいないであろう勝海舟を演じさせてもらいました。勝海舟を好きな人には怒られそうですが、ちょっと軽い勝海舟になっていると思います。宮藤官九郎さんの台詞をキッチリ覚えて、現場で松田礼人さんの演出どおり演りました。OKもらいました。私を怒らないで下さい。
激動の時代、名も知らぬ若者たちの成長を描くドラマ『いちげき』是非観てください！